お役立ちコラム 珊瑚の買取はどこに依頼する?高額で取引される種類と状態もご紹介!

珊瑚の買取はどこに依頼する?高額で取引される種類と状態もご紹介!

宝石サンゴは、珊瑚の原木や珊瑚の彫り物の工芸品、仏像、帯留めやアクセサリーなどいろいろなものに加工され、とても人気があります。
宝石サンゴに関することや、買取についてもご紹介いたします。家の倉庫や宝石箱に仕舞ったままになっている宝石サンゴがあれば、ぜひ参考にしてください。

 

宝石サンゴとは?

赤サンゴのネックレス

宝石サンゴは、真珠と共に「海の2大宝石」として古くから親しまれてきました。深海サンゴとも呼ばれ、水深100メートル以上の海底に生息しています。また、宝石サンゴは、珊瑚虫と呼ばれる生物であり、触手の数でサンゴ礁と宝石サンゴに分類されます。
 
口の周囲にある触手の数は、サンゴ礁では触手が6本あり、六放サンゴと呼ばれています。浅海に生息し、成長速度の早さが特徴です。
 
宝石サンゴは触手が8本あり、八放サンゴと呼ばれています。深海に生息し、1㎝成長するのに数十年以上かかり、磨けば美しい光沢を放ちます。また、潮の流れが早い場所で成長したサンゴほど、美しい枝を作りますので、海が作り出した芸術品のように思うことでしょう。

 

サンゴの種類

海の中のサンゴ

宝石サンゴにはアカサンゴだけではなく、他にも種類があります。この章では、宝石サンゴにどのような種類があるのかをご紹介します。種類ごとに価値が違いますし、特徴もありますので、覚えておくほうがいいでしょう。
 

アカサンゴ

アカサンゴは、高知県沖や長崎近海、台湾近海などに生息しています。色合いと品質の良さから大量に輸出されたため、現在では採取量が少なくなり、希少価値が高くなっています。また、アカサンゴの中でも特に、高知県で採れるものは色が濃く、透き通っていて上質です。その色合いから血赤サンゴと呼ばれており、希少価値が高いので、高額買取に期待できます。
 

ベニサンゴ

ベニサンゴは、またの名を地中海サンゴといいます。イタリアのサルデーニャ島近海が主な原産地でした。現在は、イタリア近海からアフリカ北西岸にまで生息しています。また、ベニサンゴは「サルジ」や「胡渡(こわたり)」とも呼ばれています。
アカサンゴに似て美しいため、人気の高い品種です。たまに、血赤サンゴのように赤黒い色のものも採取されます。また、ベニサンゴと血赤サンゴの違いは、透明感の有無にあります。ベニサンゴには、血赤サンゴのような透明感はありません。
 

桃色サンゴ

桃色サンゴは、日本近海の広い範囲に生息しており、宝石サンゴの中でも、大きく成長します。また、高知県沖で採取されるものが、色、品質ともに良いといわれています。また、彫刻細工などに用いられることが多く、薄いピンク色からオレンジ、桃赤と幅広い色相があり、赤サンゴに近い色調をもつものまで存在します。
 

本ボケサンゴ

本ボケサンゴは、厳密にいうと桃色サンゴに分類されます。原木全体がほのかなピンク色をしており、加工すると非常に優しい色合いと光沢が出るのが特徴です。現在では採取できないため、幻のサンゴと呼ばれており、大変貴重な種です。
 

シロサンゴ

シロサンゴは、東シナ海から日本近海の広い範囲に生息します。桃色サンゴに分類される種ですが、白を基調としているため、種類、分類ともに分けられています。中でも象牙色のものは希少性が高く、細工がより際立ち、美しい仕上がりになるため人気です。また、宝石サンゴの中では比較的安価なシロサンゴですが、純白のシロサンゴで作られた宝飾品は、高価買取が期待できる品です

 

宝石サンゴの愛称

白背景に赤サンゴの指輪

宝石サンゴには採れた地域や色で愛称がついています。覚えておくと、どの種類の宝石サンゴのことを指しているか分かるようになります。
 

エンジェルスキンコーラル

本ボケサンゴの美しいピンク色のことをヨーロッパではエンジェルスキンと呼称します。天使の肌の意味を持っており、パワーストーンとしても知られています。
  

シャッカ

シャッカは、シチリア島で採れる珊瑚です。特徴としては赤みが少なく、オレンジ色をしています。
 

ミッド珊瑚

ミッド珊瑚は、ミッドウェー海域でとれる珊瑚です。ミッド珊瑚という呼び方は、宝石サンゴの業界内で使われている言葉です。白を基調とした骨格に薄いピンクが混ざっていたり、ピンクの斑があるのが特徴です。また、採取された時に気圧の関係でヒビが本体に入っていることがあります。
 

土佐珊瑚

日本産珊瑚の明治初期の総称で「土佐」といいます。その土佐で採れる質の高いアカサンゴがヨーロッパでは「トサ」と呼ばれており、他のアカサンゴとは別格視されています。
また、土佐で採れた血赤サンゴのことを、英式名称で「オックスブラッド」と呼びます。

 

買取基準

人形と基準の文字

サンゴには、ダイヤモンドのように明確な査定基準はないため買取店によって査定基準は異なります。しかし、共通している点もありますので、共通点をまとめました。
 

3章でご紹介しましたように、宝石サンゴには多数の色があります。同じ色でも、濃いほうが希少価値が高いです。例えばアカサンゴの場合、赤い色よりも赤黒い色をした血赤珊瑚のほうが希少価値が高く、買取価格も上がります。そのため、色が濃いもの、はっきりした色合いのものは高額買取につながる可能性が高いです。
 

照り(輝き)

宝石サンゴは、ダイアモンドのようにキラキラとはしていませんが、真珠と同じように光沢があります。その光沢が損なわれるほどに価値も落ちてしまいます。光沢が損なわれないように、定期的に眼鏡ふきなどの柔らかい布で傷がつかないように磨いてあげましょう。
 

傷・汚れ

どんなものでもそうですが、傷が少ないに越したことはありません。高価買取を期待できる商品であっても、傷があると価値は下がります。
また、サンゴが色が分かりにくいほどくもっていたり、汚れていたりするとさらに価値は落ちてしまいます。保管の仕方を再検討したり、定期的に軽く掃除したりして、汚れや傷から守りましょう。

 

買取店の選び方

多くの選択肢から選ぶ

宝石サンゴについて知った後は、買取店の選び方もしっかりと考える必要があります。どのような業者があり、どのように選ぶのか。悪徳な業者に依頼してしまわないように気を付けましょう。
 

海外への販売経路は?

最近では、宝石サンゴの人気が中国などの海外で高まっています。そのため、海外への販売経路を確立している業者のほうが高額買取を期待できます。HPなどに記載されていますので、HPで確認するか、問い合わせて買取後の販売経路を尋ねてみるといいでしょう。
 

即日支払い可能か?

買取は、その日に現金化してくれる業者のほうが安心です。即日払いを拒む業者は、後払いを約束しておきながら音信不通になる場合や、すぐに現金化できないほどの資金しかないため、本来の価値での買取は行われず安く買い取られることがあります。即日現金化できるということは、その分資金力があるということなので、悪質な業者である可能性は極めて低いといえます。

 

まとめ

宝石サンゴは数種類の宝石サンゴが存在し、種類によって希少価値が違います。また、買取り業者も多く存在するため業者探しも大変骨が折れる作業です。
まずは少しでも知識を身につけ、悪質な業者に誤って買取を依頼してしまわないように注意しながら業者選びを行いましょう。
当コラムが、宝石サンゴの正しい価値を見極めてくれる業者探しの手助けとなりましたら幸いです。

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